子どもたち一人ひとりがワクワク育っていく園であるためにはまず、ともに過ごしている大人たちがワクワク働き、生活していることが大切だと考えています。古い価値観に縛られることなく、自分の心がワクワクすることなら「やってみよう！」という文化を大切に。そして、保育士、教師こそ、学び続けることをとても大切にしています。
皆さんは「教育の40年ギャップ」という言葉をご存知ですか？
子どもたちの保護者が受けてきた教育は20年前の教育、一方で子どもたちにとって必要なのは20年後の未来を生きる教育です。この間に40年間のギャップがあると言われています。
激動の変化を続ける現代において、私たちも、子どもたちとともに学び続け、変化を続けていきながら、ワクワクする未来をこれから出逢う皆さんとともに、創り上げていけることを楽しみにしています。

～子どもの育つ場所は大人が育つ場所～
私達の毎日はとてもクリエイティブで奥が深く、喜びと感動が大きい分、自分と向き合うことがたくさん起こります。
子ども達にはユーモアは受け入れられても、ごまかしは受け入れてもらえません。
それは子ども達がそうやって真剣に一生懸命に、素直に生きているからです。
私はそんな子ども達の真っすぐな生き方に応えたいと思っています。
子ども達は教育以前に私達大人の生き方に影響を受けているからです。
まさに子ども達は職場で育っています。
だからこそ、自分と仲間を生かし合う生き方を子ども達に見せてあげたい。
個々の強みを生かし、弱みは支え合いながら、夢や幸せを創造し発展させていく「職」を同じ志をもった仲間と創っていきたいと思っています。

生まれた時から2代目教育を受け、30年間準備をして事業継承をしました。両親の育て方が周りの人とは違うと感じていましたが、今改めて将来を見越しての育て方だったことに感謝しています。一人ひとり生まれ持った素質も違い、目指す未来も違うからこそ、カスタマイズド保育が将来広がるとうれしいです。

アースエイトの英語教育プログラムは世界最先端の研究事例を取り入れ、常に最善の英語教育を追求し、実施しています。ハーバード大学教育学大学院の理念はLearn to Change the World（世界を変えるために学ぶ）です。世界の大学の中でも、さまざまなジャンルの先駆者たちがハーバードで研究を行っています。ハーバードの修士課程を修了後、政府の教育省の責任者やユネスコのアドバイザーを務めている卒業生も多く、「世界の教育を変える」ために活躍しています。
教育界で著名人を多く輩出しているハーバードですが、私の役割は「草の根活動＝現場改善」だと考え、アースエイトで日々実践を続けています。現場の先生の意向や、子どもたちの学びの様子が置き去りにされたまま、教育のポリシーが時代の流れとともに変わっている日本。私は、西洋の研究を中心に英語教育、発達心理学が日本に取り入れられている中で、現代の日本人に本当に必要な教育は何なのか、ということを研究しています。一つの地域でのサクセスストーリーが全世界で通用するわけではなく、各々の地域・文化に合った教育を見つめ、日本の子どもたち、そしてご家族にとって、将来が楽しみになるよう教育を変えていきます。
澤 茉莉